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PHP読者の声A

『PHP』読者の方からお寄せいただいた感想を、ご紹介させていただきます。

PHP2015年12月号特集「悩みすぎない、ひきずらない 心をスッキリ整える」を読んで

今月のテーマは、「悩みすぎない、ひきずらない 心をスッキリ整える」です。以前、私が悩みに押しつぶされそうになっていたとき、こんな話をある方から聞きました。

「灯りを消せ」というお話です。

『何人かの人が漁船で海釣りに行った。ところが、釣りに夢中になっているうちに夕闇がせまってくる、潮には流される、まったく混乱して、方向がわからなくなってしまった。そこで辺りは真っ暗になったので、みんなは必死になって、灯りをたくさんかかげて「港はどっちだ?」と言いながら方角を確かめようとするのだが、まったくわからない。そんな時に、一人の人が大声でみんなに「灯りを消せ!」といった。その人の気迫があまりに鋭かったので、みんなはとっさに灯りを消してしまった。そうすると、まったく真の闇で、灯りが見えない、と思っていると、目がだんだん慣れていき、まったくの闇ではなくて、陸地のある方向が少しだけ明るい、ということがわかってきた。そうして、そちらに向けて一行は船を操って帰ってくることができた。』

悩んでいるとき、私はなんとか手早い解決方法、つまりできるだけ明るい灯りを求めて右往左往していました。そんな時、私の話をじっくりと聞いてくれる方に出会ったことで、悩みそのものに振り回されずに、悩みにじっくりと向き合うことができました。この方はさきほど紹介したお話しの「灯りを消せ」と言った人の役目をしてくれたのでしょうね。

悩みすぎている、ということは、悩みそのものに振り回されている状態なのかもしれません。

昨日、美輪明宏さんが出演されているテレビを拝見していますと、このようなことを言っておられました。

「どの扉をたたいても開かないようなときは、外に向かおうとしてもドアは開かない。そんな時は、『内に向かえ』という指令なのだ。内に向かうというのは、『棚卸しの時だぞ、バーゲンセールの時ではないぞ』ということ。だから、『品』を揃えなさい。美・知識・教養・技術など、そういったものすべて、自分の財産を増やしなさい。今はそういう時期。そして、セールの時期がくると、自分でもあれっ、と思うくらい、いろいろな突破口が開けてくるのです。そういう時期に貯めていたものをバアーっと出すと、人生がうまく回りだす」

先ほどの「灯りを消せ」というお話と通じるところがあって、感動をもって聞いたのでした。私はこれからもいろいろ悩みながらの人生を送ると思うのですが、悩みすぎず、あまり引きずらずにできればいいなぁ、と思った次第です。

 PHPネットフレンド友の会 たらちゃん

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