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奈良PHP友の会では2月20日(土)午後、ならまちセンター会議室で開催した2月例会で、ビブリオバトル(知的書評合戦)に初挑戦しました。ビブリオバトルとは参加者が愛読書を持ち寄り、発表者が順番に一人5分間の持ち時間でその本の魅力を聴衆に語りかけ、発表者と参加者との間で2~3分間の質疑応答を行った後、参加者全員の投票により「どの本が一番読みたくなったか」を多数決で決め「チャンプ本」として表彰する知的なゲームのことで、現在全国各地の図書館や学校を中心に開催され、学生から社会人まで静かなブームになっています。
発表者4名
日頃私達は松下幸之助氏の著書を通して「素直な心」を学んでいますので、このビブリオバトルでは、テーマを「この本で見つけた!素直な心」と決め、松下幸之助氏の著書以外の本を対象にするという条件であらかじめ発表者の指名を受けて準備した4名が、示野哲男氏の司会のもとにくじ引きで決めた順番で発表しました。発表者(敬称略)と紹介本は発表順に下記の通りです。
後藤 昌弘  「使える!『徒然草』」(斉藤 孝著  PHP新書)
宮崎 敬二  「柳橋物語・むかしも今も」 (山本周五郎著  新潮社)
濱田 尚子  「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」(竹田恒泰著 PHP新書)
谷村 透   「昭和史 戦後編」 (半藤一利著 平凡社)
宮崎氏
宮崎氏と檜垣氏

4名による発表と質疑応答の後、参加者全員での投票の結果、宮崎敬二氏が紹介された「柳橋物語・むかしも今も」が最多票を獲得して「チャンプ本」に選ばれ、宮崎氏には檜垣会長から「チャンプ本認定証」が授与されました。チャンプ本に選ばれた「柳橋物語・むかしも今も」は、素直な心を持つ主人公“おせん”が江戸下町を舞台に生きる女性としての一生を描いた読者の涙を誘う場面の多い物語ですが、発表者の宮崎敬二氏は全国PHP友の会副会長として日頃各地の研修会等で講師経験が豊富なだけに、紹介本のプレゼンテーションもさすがに素晴らしく、文句なしの優勝を勝ち取られました。
今回のビブリオバトルは初めての経験だった上に、松下幸之助氏の著書以外で「素直な心」が発見出来る本を選ぶという条件が付いていた為、各発表者には「素直な心」との結びつけに苦労のあとが見られました。ビブリオバトルでは如何にして紹介本の良さを聴衆にアピール出来るかという点が勝負どころで、本の選定もさることながら、やはり日頃からのプレゼンテーション能力が大切であることを痛感させられました。奈良PHP友の会では今後も年間活動計画の中に年1回はビブリオバトルを開催しようと決めておりますが、全国各地で開催されている一般のビブリオバトルにも見学者として自由に参加出来ますので、各地の友の会の皆様もぜひ一度ビブリオバトルに挑戦されては如何でしょうか?
文責: 広報担当 後藤 昌弘
2月例会写真

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