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奈良PHP友の会では6月10日(土)午後、奈良・東大寺本坊で「第13回PHP心の講演会in東大寺」を開催しました。近畿は既に梅雨入りしたものの夏を思わせる晴天に恵まれ、遠路愛知・三重・福井・徳島からの参加者を含め、総勢83名の参加を得て、講演会場となった美しい庭園に面した本坊の和室大広間は、活気に満ち溢れていました。

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主催者代表挨拶に続き、名古屋からご出席頂いた全国PHP友の会の澤田会長は来賓挨拶の中で、正義感が揺らぐ混沌とした今日の世の中にあってPHP運動の必要性はますます高まり、心の講演会を通して心洗われる法話に接することの有難さを強調されました。

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講師の華厳宗教学部長・東大寺教学執事の上司永照師は、「大仏造立の志を想う」と題する講話の中で、「責めは我一人に在り」との高潔な生涯を全うされた聖武天皇の大仏造立にかける熱意を紹介されました。聖武天皇の「大佛造立の詔」の中に示された『ひとりひとりが華であり、誰にも代えられない存在である』という考え方は大仏造立の心そのものであり、華厳蔵世界の考え方であることを強調されました。この考え方はまさに松下幸之助氏の人間観にも通じるものであると思います。幸之助翁の考え方を学ぶ私達にとっては誠に意義深い講話で、一同感動を覚えながら熱心に講師の言葉に耳を傾けました。

大仏殿を望む

講演会終了後休憩を挟み、2班に分かれて僧侶の先導により大仏殿及び勧進所の特別拝観に向かいました。大仏殿では東大寺の特別の計らいにより須弥壇上での拝観が許され、巨大な大仏を仰ぎ見ながら僧侶の説明に耳を傾けました。また、10月5日の転害会の法要時のみ公開される勧進所では、私達の為に特別に案内された阿弥陀堂内で僧侶の説明を受け、夕日が西に傾く午後5時過ぎに散会しました。     文責:後藤昌弘

 

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