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奈良PHP友の会 第17回PHP心の講演会を開催

奈良PHP友の会では5月21日(土)午後、奈良・喜光寺で第17回PHP心の講演会を開催しました。2年間続いたコロナ禍の影響を受けて延期に延期を重ねた奈良PHP友の会主催の恒例行事は、コロナ感染問題が落ち着きを見せ始めた今年5月、ようやく開催に漕ぎつけました。
曇天ながら心は晴れ晴れとした世話役一同は続々と喜光寺のお写経道場に到着する参加者を笑顔で出迎え、午後1時50分事務局担当の後藤の司会で講演会が始まりました。

主催者を代表して奈良PHP友の会の檜垣 淑会長の歓迎の挨拶に続き、講師の法相宗大本山薬師寺録事・法相宗別格本山喜光寺副住職の小林澤應師が登壇されました。今回の演題は「コロナ時代の生き抜き方」~行基菩薩の「利他行」精神と佛法の智慧に学ぶ~ という誠に時宜を得たテーマです。

講師の小林先生は先ず聖武天皇の発願と行基菩薩の「利他行」精神から話を説き起こされ、奈良時代に現在と同様疫病の大流行などの国難から国民を救済することを願って聖武天皇は大佛造立を発願され、聖武天皇の命を受けた行基菩薩が大佛造立の為に全国行脚され、他人を救済する「利他行」を実践されたことを紹介されました。
次にコロナ時代だからこそ大切にすべきものとして、「挨拶」の大切さを強調され、コロナ禍を生き抜く為には「内観」すなわち自己をみつめることの大切さを指摘されましたが、この考え方はまさに松下幸之助氏が素直な心を養うための実践十カ条で述べられている「自己観照」に相当するものです。小林先生は又『法句経』に出てくる「有り難い」の意味を紹介され、時折冗談を交えながらユーモアたっぷりの熱のこもった講話に参加者51名はすっかり魅了され、あっという間の1時間余りが過ぎました。

 また今年10月には第40回記念PHP友の会全国大会 京都大会が開催される為、この機会に全国PHP友の会関西エリア本部の片岡本部長から大会の内容やバトンリレーについて紹介されました。示野副会長の閉会挨拶の後、小林先生のご案内で「試みの大佛殿」として知られる本堂及び創建1300年を記念して建てられた佛舎利殿を拝観し、午後4時30分過ぎお開きとなりました。 文責:後藤昌弘
 

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