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人生応援講演会 ~笑いながら一歩前の人生を~ 成功裏に終了

2023年10月22日(日)3年振りに沖縄エリア本部で開催する講演会、「人生応援講演会:笑いながら一歩前の人生を」が、参加者17名で開催されました。申込み時点では24名でしたが、インフルエンザ、子どもの運動会、仕事のシフト変更などの理由で、残念ながら参加出来なくなり、17名にて13時よりスタートいたしました。
 今回の司会・進行は喜納さんに担当して頂き,本日のスケジュール等の説明やPHP友の会の紹介などもありました。いつもの如く場を和ませながらスタートが切られました。
 初めに、林会長より挨拶があり、『4時間を楽しんで行ってください。お帰りは笑顔で、笑いながら出られることを、期待しております。また、貴重な時間を使っていますので、お帰りまでに必ず「一言お話しください」きっといい思い出になると思います。』と、やんわりと話されました。

第一部は、講演「PHP誌の編集で得た、心が温かくなるいい話」を、前PHP誌編集長の大谷泰志講師にお願いしました。

大谷講師は、営業時代に500社の企業を周り、その企業から得た情報を整理したところ、経営者として成功した人は、2つの条件が揃っている人だったと話され、その2つの条件とは、1つ目は、人生の中で逆境や大きな挫折を乗り越えた人。2つ目は、バックボーンに宗教(信念)を持っている人(PHPの考えも含まれる)と話され、この2条件を持っている人が、成功者であるとのことでした。
PHPの編集方針は,8項目ありました。1番目には、「人生の応援誌」以下「キーワードは「感動」。心の漢方薬。人間の可能性の発見誌。体験や見解を重視。読者と共につくる「双方向の雑誌」。読者投稿「生きる」の重視。8番目には、「多面性の確保」があることを、話されました。 
編集の根底には、「素直な心になりましょう」が、潜んでいるようです。
 続いて、事例を3例話されました。最初は、役者・お笑いの「伊東四朗」さんの話です。売れない時の話で、我慢しながらやった仕事や、いやいややった仕事でも、「必ず誰かが見ている」と言う経験から、どんな仕事でも受けて、その役を一生懸命やっているうちに、売れ出し売れっ子スタートして,現在の地位を築いたようです。

 二例目は、岩手県二戸市にある南部せんべいの老舗「厳手屋」さん話です。これは「伝統と革新と信用」と言う、キーワードで話されました。チョコ南部と言うお菓子の開発からの話で、VTRを見ながらその開発の様子が詳しく分かりました。伝統を守りながらも、新しいことへの挑戦を取り入れ、根底には顧客への感謝の気持ちを忘れてはいけないという、バイブルがあるようです。

 三例目は、滋賀県長浜市の浅井中学校で、270人271脚に挑戦した話です。50mを走りきれば、ギネスに載るのです。全員の協力があり見事成功したのです。マスコミは盛大に報道したようです。しかし、ここで問題が起ったのです。生徒の一人がゴール5メートル手前で、足を結んでいたひもがほどけていたのです。生徒は悩み、親に相談した所、直ぐに担任に連絡しました。学校では校長以下協議した結果、この事実を公表し、ギネスへの申請は諦めると決めたのです。なぜそのような判断をしたのか。それは「正直に申し出た生徒」の「勇気」を称えたのです。大谷講師は『正直者の勇気」として話されました。

 次にミニスピーチ「聞こえる幸せを与える人生のために」とのテーマで、沖縄県内のシェア率70%以上を保持している、(株)琉球補聴器 代表取締役 森山 賢 氏に担当頂きました。
 最初に補聴器ですので、顧客層は、60代・70代・80代が多いようですが、若年層でも数パーセントはあるようです。事例で話されたのは、生後4ヶ月の赤ちゅんが、補聴器を付けたことにより、声や音が聞こえ笑顔になっているのです。
生まれた時から聞こえない人が、1,000人に1人いるようです。
 2例目では、お母さんの表情により、子どもの表情も変わると言う話です。お母さんが、無表情だと子どもの表情も同じように、表情がなくなるのです。お母さんが笑顔(笑っている)であれば、子どもも笑顔で笑っているのです。反射鏡ではないですが、相手の表情が良ければ、自分も良くなるのです。普段から表情には気をつけたいですね。
 3例目は、森山社長が二代目社長に就任したときに、社員から一斉にダメ出しをされた、ポストイットカードの生の声を聞き、それを乗り越えて今では、お互いに信頼関係が築かれ,世間からも注目される会社になったようです。特に「朝礼」のやり方は、多くの企業が視察に来たり、メデイアからも取りあげられているようです。
森山社長は、会社での朝礼ではなく、ご自宅でもお子さん(5名)と、毎朝実施しているそうです。(VTRで視聴しました)子供さん達も,楽しく明るく積極的に参加している姿が印象的でした。
 最後に、社員の「夢を叶える会社にする」と言うことで、利益がでたら社員の夢を叶えているようで、毎年選ばれた社員の夢を叶えているようです。40名中20名(半分)の夢は叶っているそうです。全員が終われば2週目入りたいとのことでした。

お二人の講演が終了後、「対談&フリー懇談」に移りました。
林会長のコーデネイトで、お二人の講演のポントをまとめて話され、最初の対談テーマ「何かをやめると」人生を豊かになるにつれて、対談がなされました。
大谷講師は、今までやっていたことを辞めるのには勇気がいるが、辞めたことによって違う景色が見てくることが多い。講演事例の厳手屋さんは、真に古い考えのままでは、先はないと思い、タブーであった「せんべいをこわす」という暴挙にでたのです。それがヒット商品に繋がったようです。
 森山講師からは、今までやってきたことを換えると言うには、かなりの決断がいると思います。私は、誰かがやってくれるのを期待しているところがあります。その方が楽だからです。でも、最後は自分でやらなければダメでしょうね。
 
 対談が進むにつれた、参加者の皆さんから手があがるようになり、講師への質問や参加者個人の考え方や、PHP友の会の活動に感謝の言葉を頂くなど、和気藹々の雰囲気になりました。
 参加者からは、「家庭円満が一番である」「自然に学ぶ(二刀流はマングローブのある)」「笑顔体操もある」など、思い思いに話しをされました。
林会長からは、ご自分が地元紙に投稿し掲載された、「幸せを呼ぶ三つのポイント」についての解説や、「幸せなら手をたたこう」の歌詞を配布し、歌詞が12番まであることや、12番の歌詞が「幸せなら最初から」とあり、幸せは永遠にあることを説明してくれました。
「幸せは自分でつかむもの」というフレーズにも、共感があったようです。
あっと言う間の4時間でしたが、参加者の皆さんは全員が「満足」であったとの評価をされていました。

最後に記念として「集合写真」撮影を行ないました。
玉城顧問から閉会のあいさつをいただき、最後に役員の砂川さんに締めていただきました。皆さん笑顔で帰っていかれました。

皆さん本当にありがとうございました。また、次回お目にかかりましょう。

                               (文責:林 光夫)

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