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Cafe樹林 『運命を生かす』読書会(4月度)に参加!

皆さん、こんにちは! PHP友の会事務局の平山です。

夏日に迫りそうな陽気だった412日(金) 10:0011:00、龍谷大学 深草キャンパス内にあるCafe樹林を訪れ、『運命を生かす』読書会に参加してきました。

*読書会の趣旨や私が訪問している経緯は、下記リンクより、以前に掲載した記事をご覧ください。

https://www.php-fc.jp/report/20230116.html

今回は関西エリア本部 本部長の馬戸秀雄さん、同本部 顧問の片岡明夫さんにも初めてご参加いただきました。ここ数年の間に、PHP友の会会員とCafe樹林スタッフ相互のつながりができてきたため、ご同行を願いました。60代以上が3名、30代以下が私も含め9名。計12名での読書会となりました。

 

10:00にスタッフの方々が集合され、まず皆でラジオ体操第二を行ないます。ちなみに私は、この読書会に参加するようになりラジオ体操第二の動きを覚えることができました。馬戸さんと片岡さんも上着を脱いで参加くださいました。

 

読書会に移り、スタッフの方2名が412日の言葉・「喜び、ありがたさ、感謝の念」を輪読。その後、司会を私に交代くださいました。この日の言葉については、〝幸之助さんの相談相手がだれなのか〟〝幸之助さんは何を思い悩んでいたのか〟など、出典である『人間としての成功』を読んでも不明確な部分が多かったです。しかし、幸之助さんの相談役のお一人である加藤大観氏とのエピソード、「松下電器の経営や人間関係に対する悩みだったのではないか」などできる限り具体例を挙げ解説・補足しました。

 

次に、参加者皆さんへ〝最近、仕事上・日常で思い悩んだりイライラした経験はありますか?」と問いかけ、ご発言いただきました。「仕事中に問題が起こった際、『事前準備が不十分だったな』と落ち込んだ」「始業のときや何か新しいことを始めるときに不安を感じる」「私もうまくいかないことが重なると精神を病むので、今日の言葉にある幸之助さんの状況に共感する」などの意見がありました。一方で60代以上の方々からは、「悩みはほぼない。些細な悩みがあっても周りの協力を得ながら楽しく乗り越えている」「家族の状況の変化などもあるが、自分みずから料理や家事をして新たな学び・喜びを得ている」など、悩みをすでにプラスに転換されている経験談をお聞かせいただきました。

 

また、スタッフのお一人から、「幸之助さんが『喜ぶべきことに憤慨した』と述べていますが、なぜこうなったんですか?」というご質問もありました。それに対し、片岡さんが「つい忘れがちになる感謝の念を日々抱くこと」の大切さを改めて強調。馬戸さんも真言宗の『日常五心』を紹介しつつ、特に「ありがとうという感謝の心が人間関係をより良くする」と解説くださいました。

 

最後に私から、「幸之助さんのように、ふと立ち止まり静かに自分を振り返る時間を持つことが大切。苦悩やイライラのさなかでは考え方が狭くなりがち。悩みを他社へ共有することも良い方法ではないか」と提案しまとめました。するとあるスタッフの方から、「単に静かに考えるだけではなく、その前提として自分で精いっぱい取り組む・考えることが大事だと思う」という発言も飛んできて、最後の最後まで非常に活発な議論の時間となりました。

 

今回も、幸之助さんの言葉を一言一句まで深く学び・考えを巡らせておられるスタッフの方々の姿勢が印象的でした。そして、馬戸さんと片岡さんにご参加いただけたことで、より内容の濃い充実した会となりました。Cafe樹林チーフの方からも、「PHPの皆さまにお越しいただけたおかげで、メソッドの勉強会(読書会)に新しい風が吹いたようでした」とお喜びのコメントを頂戴しました。

 

                        (PHP友の会事務局 平山健太郎)

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