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奈良PHP友の会では2月17日(土)午後、奈良県女性センターで2月度例会を開き、第3回ビブリオバトル(知的書評合戦)を行いました。ビブリオバトルは今や図書館や大学、高校などを中心に全国的な広がりを見せている活動で、奈良PHP友の会では今回、3度目の開催となりました。

片岡さん発表

聴衆の写真

今回のテーマは、「王(King)、又は王者」としました。このテーマは、松下幸之助さんが書かれた「新しい人間観の提唱」の一節で「この天命が与えられているために、人間は万物の王者となり、その支配者となる。」という文章があり、ここから選んだものです。発表者5名のうち、奈良PHP友の会からは藤原氏、沢田氏の2名、他の3名は近隣の友の会からの応援参加でした。京都PHP誌読者の会の片岡氏、京都PHP傾聴を学ぶ会の北野氏、亀岡PHP読書友の会の高橋氏に発表者として参加して頂き、それぞれの応援団も駆け付けて、総勢18名の賑やかな例会となりました。

紹介された本は発表順に、北野氏・「人間を考える」(松下幸之助著)、片岡氏・「ビール営業王」(前野雅弥著)、藤原氏・「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)、高橋氏・「ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー」(ミカエル・リンドノード著)、沢田氏「ちいさなちいさな王様」(アクセル・ハッケ作、ミヒャエル・ソーヴァ絵)でした。

沢田さん発表

今回も、「王、又は王者」というテーマをそれぞれ縦横無尽に解釈されて、とても面白い発表となりました。特に、「王」という言葉が直接出てこない本が、どのように「王」と関係しているかという点に興味を惹かれました。「渡辺和子さんの本を読んで、王道を歩む考え方を感じた」「ジャングルのレースにくっついてきて、世界に感動を与えた犬・アーサーは、まさに王者の風格を持った犬であった」という解釈がされていました。

参加者全員での投票の結果、片岡氏と沢田氏が5票で同数、続く3名が4票、3票、1票となりました。片岡氏と沢田氏の2人に絞って再度、決選投票した結果、それでも同数となって勝敗がつかないという名勝負になりましたので、今回は片岡氏の「ビール営業王」と沢田氏の「ちいさなちいさな王様」の2冊がチャンプ本に選ばれました。どちらも甲乙つけがたい魅力あふれる本です。皆さんも一度、手に取って読んでみられてはいかがでしょうか?

発表者5名

左から、北野氏、片岡氏、藤原氏、高橋氏、沢田氏

ビブリオバトルは、5分間という限られた時間内に、自分が紹介する本が如何に魅力的かをアピールし、聴衆に読みたくさせるかを競う知的ゲームです。5名の発表者の皆さんはそれぞれ全力を尽くして発表され、発表が終わった後の表情には清々しさが感じられました。

投票が終わって休憩に入ったところで、冬季オリンピックの男子フィギュアスケートの結果が出て、羽生結弦選手が金メダルを取ったというニュースが飛び込んできました! 羽生結弦さんの演技が「王者の滑り」であると呼ばれていて、奇しくも今回のテーマと重なり、感動も倍増しました。

休憩の後はPHP誌2月号の読書会を行い、例会は4時半に終了。引き続き有志で懇親会を持ち、遠路来ていただいた皆さんとさらに楽しく交流しました。「次回は私が発表したい」という立候補も出ましたので、来年も2月に開催したいと思います。関西エリアにとどまらず、全国からの参戦をお待ちしております! 文責:示野哲男

集合写真(切り取り)

 

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