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第19回松翁忌(大開)を開催

5月18日(日)午前10時に大阪メトロ今里駅に集合し、大阪市東成区にある松下幸之助さん起業の地・旧猪飼野地区見学をPHPおおひらき松翁会、PHP幸之助女子会in京都との共催で「第19回松翁忌(大開)」が実施され、遠くは静岡県からの参加も含め11名の方が参加されました。

 

最初にPHPおおひらき松翁会会長、市野俊哉さんより、ご挨拶があり会が始まりました。

今里駅から住宅街に入り、10分程歩いたところに所在するお寺「伝正院」の入り口に「此付近松下幸之助起業の地」と刻まれた石碑前まで足を運びました。

 

 

ここで、集合しPHP幸之助女子会in京都会長、市野知里さんより、起業に至るまでの幸之助さんの覚悟、そして製品が商品となり、事業が軌道にのるまでの困難な状況を二人三脚で支えた妻むめのさんの資金繰りを工面したエピソードなど分かりやすく丁寧に解説を頂きました。

私達は、独立当初の幸之助さんの仕事現場を想像しながら、お話を聴きました。お話からは、幸之助さんと生涯を共に歩まれたむめのさんとの絆を深められた様子が伝わって参りました。

 

その後、参加者で記念撮影を行いました。

 

午後からは、場所を大開に移して、駅前の商店街の中のお店で会食を行いました。

 

次に、いつも懇意にして頂いてる喫茶店を会場として、午後からのプログラムに入りました。

PHP幸之助女子会in京都の濵田尚子さんの司会進行の下、参加者それぞれが自己紹介をしました。

 

次にミニ講話として、「SDGsと松下幸之助さん」と題し、市野俊哉さんよりお話頂きました。

 

特に印象的だった内容として、幸之助さんの3大事業で①主婦の家事労働軽減や豊かな生活のための電気製品を通じたモノづくり。②心身の向上のためのPHP研究所の設立。③松下政経塾では、国家経営の指導者づくりに尽力されました。これらは、いずれも人類の繁栄・平和・幸福(PHP)の理念を具現化された取組みでした。

誰よりも人を大事にして、よりよい日常・社会・国作りを思い続けられた幸之助さんならではの偉業だと感じさせられて、SDGsという言葉が浸透する以前より、構想されていた偉大な想いと真摯な取組みが伝わって参りました。

 

次に、一言感想とディスカッション「我が家のSDGs」又は「SDGsと私」をテーマに個人個人が思い思い意見交換を行いました。

 

「幸之助さんについては、名前が幸之助さんとご縁を感じている。」

「親戚が幸之助さんとご縁があり、地域の公園・幼稚園設立に向けて活動していることに感銘を受けられて、土地を頂けた」とのお話もありました。

幸之助さんのゆかりの地域に根ざしたエピソードを伺い、貴重な繋がりを感じられました。

 

SDGsに関しては、環境を意識したゴミの削減法、フードロス、リサイクルへの関心が多く、継続して日々コツコツ重ねることが課題解決に繋がるとの声もありました。

 

エコに関するお話として、江戸時代は、着物が破れたら、補強する、使えなくなったら、オムツや雑巾にする、さらに使えなくなったら燃料にする、出た灰は、畑の肥料にするという徹底したリサイクルには、私達も学ぶべきものがあると、感嘆いたしました。

他には、障害者への生活支援活動に携われている方もいらっしゃいました。

そして、次世代の若者達との向き合い方として、自分自身が考えをしっかりと持ち、若者への見本となりたいとの心強い想いも伺えました。

PHP友の会としては、思いやり募金の相手先の方々に講演を依頼して、社会問題を考えるきっかけづくりを提供しているとの取組みもご紹介されました。

 

発表者のお話を聴くだけでなく、質問や関連する話題が次々に発せられて、お話がどんどん展開して、意義深い交流の場となりました。

 

締めのご挨拶は、市野知里さんより、有意義な時間を過ごせたお礼で締めくくられました。

ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。

【今後のPHP幸之助女子会 in 京都の活動予定】

824() 13301530(予定) ZOOMオープン例会

1130日(日) (時間未定) 大開にてリアルオープンイベント

 

(文責:PHP幸之助女子会 in京都)

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